募金の種類

印刷用ページを表示する 更新日:2017年3月13日更新

 愛媛県共同募金会で取り扱っている募金には、赤い羽根共同募金(一般募金)、地域歳末たすけあい募金、NHK歳末たすけあい募金の3種類があります。

 

1 赤い羽根共同募金(一般募金)

赤い羽根共同募金とは

 赤い羽根共同募金は、第2次世界大戦後の1947年(昭和22年)に市民主体の取り組みとしてスタートしました。

 当初は戦後復興の一助として、戦争の打撃を受けた福祉施設を中心に資金支援する活動としての機能を果たしてきました。

 その後、社会福祉事業法(平成12年社会福祉法に改正)をもとに民間の社会福祉の推進に活用されてきました。

 そして現在、社会が大きく変化する中で、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を支援する仕組みとして、また、市民のやさしさや思いやりを届ける運動として、共同募金は市民主体の運動を進めています。

 赤い羽根共同募金は、市民自らの行動を応援する「じぶんの町を良くするしくみ。」です。

運動期間

  • 毎年10月1日から3月31日までの6か月間
  • 愛媛県共同募金会と市町支会・分会が一緒になって、多数のボランティアの方々の参加・協力をいただきながら、全国一斉に募金運動を実施しています。

 

2 地域歳末たすけあい募金

地域歳末たすけあい募金とは

 戦後、国民たすけあい共同募金運動として共同募金が始まりましたが、共同募金とは別に、歳末同情品を募集する動きが各地で自然に起きてきました。その後、民生委員・児童委員協議会が主催する歳末たすけあい運動として発展していきました。

 1959年(昭和34年)歳末たすけあい募金が共同募金の一環となり、各都道府県や市町村の共同募金会(支会分会)が、市民からの寄付金や品物を、共同募金として取り扱うことになり現在に至っております。

運動期間

  • 毎年12月1日から12月31日の1カ月間

 

3 NHK歳末たすけあい募金

NHK歳末たすけあい募金とは

 1951年(昭和26年)に、NHKがその公益性に基づき、放送を通して社会福祉に貢献しようという目的ではじめた募金運動です。

 1954年(昭和29年)の4回目から、中央共同募金会との共催になりました。

 この募金はNHKと共同募金会が役割を分担し、NHKがテレビ・ラジオを通じて呼びかけ、中央共同募金会と都道府県共同募金会が募金の受け入れと助成を行っています。

 愛媛県においても郵便局等での振込みによる募金だけでなく、NHK松山放送局の窓口でも募金を受け付けています。

運動期間

  •  毎年12月1日から12月25日

 

 

 このほか、「赤い羽根自販機」による募金や「募金百貨店」での商品購入による募金などがあり、年間を通じて募金活動を行っています。